福島県のほぼ中央にある郡山市。薄皮饅頭でおなじみの柏屋には、子どもの詩が
飾られています。
昭和33年(1985年)、子どもたちが自由な発想と言葉で、夢を表現出来る場を
創りたい。子どもたちの夢や希望が大空に広がるようにと願いをこめ、児童詩集
『青い窓』が創刊されました。
令和6年5月で創刊66年、発行された詩誌は600号を超えるまでになりました。
子どもたちの詩は太陽の匂いがします。その子どもたちに呼びかけて来た言葉は
『よく見つめ、よく考え、ていねいに生きましょう』。
そして、大人の社会に向かっては、『心も含めて、子どもの実像を見て下さい』と
発信し続けて参りました。
この主旨に賛同され、共に手を携えて児童詩運動を実践している団体が各地にあり、
その輪は大きく広がっています。